小児から高齢者までご自宅で医療を必要としている方をサポートいたします。
病院からの退院が迫り、 以後ご自宅で療養を希望される方。 |
病院への通院が困難だが、 定期的な医療処置が必要な方。 |
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末期ガンなど、ターミナル期の方。 | 自宅療養を希望される難病、重度障害の方。 | ||
■尿道カテーテル
自力で排尿が困難な方や、尿量を確実に知る必要がある方に対して、膀胱内にカテーテル(中空の柔らかい細い管)を留置し、尿を体外に導き出す方法です。カテーテルの先のバルーンを膀胱内で膨らませ固定します。2〜4週間に1度の交換が必要となりますが、交換は訪問医師が行います。 |
■気管切開カニューレ
呼吸困難を救う目的で、皮膚と気管の前部を切開して、カニューレ※をつけるものです。場合により異なりますが、訪問医師がおよそ3日〜1週間に1度交換します。 ※空気の送排などのために体内に挿入するパイプ状の医療器具。カニューレは、ドイツ語で「管」の意味。 |
■成分栄養経管栄養法(胃ろう・鼻腔)
口から食事を摂ることが困難な方に対して、鼻から入れた管、または、胃に穴を開けてそこに入れた管を通して、消化態成分栄養剤を身体に入れてあげる方法です。主に腸管を大量に切除した患者様や、クローン病や胃瘍性大腸炎などの腸管機能不全の患者様に行いますが、高齢者、意識障害などで腸管機能が著しく低下している場合も対象になります。 |
■中心静脈栄養管理
中心静脈栄養とは、高カロリー輸液療法ともいい、手術前後の体力の消耗の著しい方や、食べ物を口から食べることが出来ない場合に、カテーテルを挿入して栄養補給を行う方法です。カテーテルは、鎖骨下、肘の静脈などから心臓に最も近い大静脈まで挿入し、輸液ラインを確保し、このラインを通して栄養補給します。この栄養法は、細菌感染や合併症を起こさないためにも、医師の指導のもとに、適切な管理を行うことが大切です。 |
■酸素療法
酸素供給機を自宅に設置し、自宅で必要時あるいは24時間、酸素吸入をすることです。機械はレンタルで、費用は健康保険が適応されます。 |
■自己注射
注射剤を患者様に投与できる人は、原則的に医師と看護士に限られますが、最近は、インスリン製剤、成長ホルモン剤、ヒト血液凝固因子製剤などのように毎日投与しなくてはならない薬剤で、患者様が自己注射できる注射剤があります。自己注射は、薬剤の入ったカートリッジを装填し、針を交換することで連続使用できるペン型注射器を用いますので、患者様でも簡単に注射をすることができます。 |
■人工呼吸法
正常な呼吸の手助けをする人工呼吸器を使って自宅で療養していただくことを在宅人工呼吸療法といいます。肺の病気や、呼吸をつかさどる神経・筋肉などの病気のために肺の機能が低下した患者様が対象となります。なお、在宅人工呼吸療法を行う場合は、ご本人の意思と家族の協力が重要です。 |
■ターミナル(末期)ケア
末期がんなどの患者様に対する看護のことです。主に延命を目的とするものではなく、身体的・精神的苦痛をできる限り軽減することによって、人生の質(QOL)を向上させることを目指します。緩和医療とともに、患者様の精神的側面を重要視して、よりよい療養生活が過ごせるような総合的な措置がとられます。 |